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より強いWANO、より安全な産業界

WANO議長、ジャック・レガルドがこれまでの2年間のWANOの歩みを振り返る
ジャック・レガルド、WANO議長

ジャック・レガルド、WANO議長隔年総会(BGM)は、WANOの会員が一同に集まり、原子力の安全を高めるために成し遂げたことを議論し、これから先の主な課題となりそうなことを見通す機会です。

 

この先の道は晴れ渡って、真っ直ぐ続いているが、その坂は険しい。" これはほんの2年前のモスクワでのBGMで私が述べた言葉です。その時、我々は福島後の成すべきこととして我々が誓った課題の大きさに衝撃を覚えました。今日、ポスト福島の措置を実施、もしくは全面的に着手したことを報告できることを誇りに思います。この件についてはWANOのCEOのケン・エリスから後ほどEvent Report(イベント報告)で詳細をご紹介します。

 

WANOは決して自己満足に陥ることはできません;しかしながら、地域センターとロンドン事務所で達成した膨大な量の作業を認識することは重要です。これらの成果は我々の会員への支援という直接的な形となり、また会員のWANOへの誓いを生んでいるのです。ここで、2,3の例をご紹介したいと思います。

 

私は、いくつかのピアレビューと本社ピアレビューの最終報告会に参加し、その質が大きく改善されていることを目の当たりにしました。レビュー方法は一段と専門的になり、チームはリーダシップ幹部チームが世界レベルで定めたプロセスと基準を採用し、全体的な習熟度も上がっていました。

 

地域センターとロンドン事務所の専門能力も数とレベルの点で向上しました。ロンドン事務所はプログラムの実施に対する監視と調整の役割を完全に果たすことができるようになり、地域センターは様々な課題に対してよりよい位置に立ち、会員への最高の支援を提供しています。

 

国際的な組織として、我々は新しい世代の育成においてより大きな役割を果たさなければなりません。そして、BGMで我々の活動に若年世代の関わりを高めていくという重要な決定を発表しました

 

我々はまた、我々の業界へ新たに参入し、新たな原子炉を起動させる事業者に対して差し伸べる支援においても進展を果たしました。初めてのWANO起動前会議が2015年7月14~17日の間に中国の広州で開催されました。そこでは起動前レビュー活動に焦点をあてて議論が繰り広げられ、スタートから4年経過したこの活動に対するフィードバックを得ることができました。