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東京センターがPHWR運転パフォーマンスの改善セミナーを開催

世界中の原子力業界の専門家がムンバイに集まり、PHWRの運転の専門技術と経験を共有
Ronn Smith

東京センターでは、インド原子力発電公社(NPCIL)とCANDUオーナーズグループ(COG)と協力して、加圧重水炉(PHWR)運転パフォーマンスの改善セミナーを2017年5月30、31日にインド・ムンバイで開催した。

120名以上の原子力の専門家が、インド、カナダ、韓国、中国、日本、ルーマニアおよび米国からこの会議に参加し、東京センターがこれまでに行った最大のPHWRの行事となった。

セミナーは、NPCIL運転部門取締役のD.ガワンデ氏とWANO東京センター事務局長の千種直樹氏によって開会された。

「PHWRの技術は世界中で使用されています。」と千種氏は述べた。「PHWRの事業者間でもっと大きな交流を持つ機会があると我々は信じています。それがこの業界が世界中の安全とプラントの信頼性に向けて有意義で大きな改善を果たすのに役立つのです。このセミナーはそのような協力を拡大していくための第一歩です。」

セミナーのセッションでは、最近のPHWRの運転経験やPHWRの圧力管の取替、設計エンジニアリングと運転上の問題、1次系設備での最近の経験、およびPHWRにおける福島後の対策について議論が繰り広げられた。参加者には、世界をリードするPHWRの専門家から26を超える講演が行われた。(これらの講演へのリンクは下記にあります) 参加者はこれらの講演に熱心に聞き入り、QAのセッションでは多くの質問と議論が交わされた。

セミナーではまた、これから長期にわたる個人レベルでの交流関係を築き、また専門技術や経験を交換する機会を提供したのも同様に重要であった。

今回のPHWRセミナーは、会員が自らのプラントの安全性とパフォーマンスを改善するのを支援する上で、ますます重要になっている役割を果たすことができるWANOの活動の例である。セミナーはWANOの一連の成果物の一つであり、ほかにもピアレビューやワークショップ、訓練セッション、運転経験と最高事例の共有、パフォーマンス指標の監視などがある。

「PHWRの技術は世界のエネルギーの将来にとって有益な役割を果たし続けることができます。」と千種氏は述べた。「WANOは、これらのプラントを安全に運転し、その可能性を最大限に発揮すし続けていくために、この技術の事業者が互いに学び合い、共有される経験と専門技術から恩恵を受けることを支援できます。今回、この国際的なセミナーをNPCILとCOGとともに開催できたことは我々の大きな喜びです。」