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新たなWANOリーダーシッププログラムを開拓するパリセンターの取り組み

新たなWANOリーダーシッププログラムを開拓するパリセンターの取り組み
Luke Willoughby

米国原子力発電運転協会(INPO)は、今年早々にWANOアトランタセンター(AC)の米国以外の発電所代表者を、性能監視のリーダー(PML)へと異動させる措置を含め、いくつかの重要分野の統合を通じてWANOの機能を強化させる取り組みを続ける意向である。

 

これにより継続的な性能監視が可能になり、WANOはプラントの評価と評価の間の発電所性能の包括的概要について把握し、理解を維持することによって、プラント性能の低下を防ぐためのタイムリーかつ効果的な措置が記録され実行されるようになる。継続監視プロセスでは、発電所の性能について包括的に描写するために、INPOとWANO-ACの担当者間の対話並びに発電所と企業リーダーとの対話から得られた知見を含め、あらゆる利用可能なデータ及び情報を体系的に収集、分析し統合する。

このプロセスは、WANO-ACの米国プラント内で2014年から実施されてきた。継続監視の実施前には、平均10箇所を超えるプラントで、評価実施後数年の間に性能の低下が認められた。INPOのWANO-AC運営部門長、D. Crabtree氏によれば、「ピアレビューとピアレビューの間にプラントの性能が劇的に変化する場合があることに気づきました。継続監視プロセスによって、性能が低下しつつあるかもしれない特定の領域が確認できるので、米国プラントにとっては非常に有益です。このプロセスを通じてINPOは発電所側と協力し、性能が低下しつつある状況の改善に取り組むことができました。」

一方で、WANO-ACの局長D. Garchow氏は、「WANO-ACの米国外プラント内で継続監視プロセスを進めることが、高いレベルのプラント性能を維持する上での正当な方向性です。」と述べた。

米国以外の発電所に継続監視プロセスを水平展開することにより、所員の技能及びプラントの性能を向上させることができる。このプロセスはプラントにとって致命的となりうる思いがけない気づき事項が発生する可能性を引き下げ、発電所とWANOとの間の継続した対話の機会を新たに創造し、ピアレビューとピアレビューの間にWANOの支援をより多く得られるようにする。

「私はこのプロセスを支援します。WANOはプラント性能の向上においてゆるぎないパートナーとしての立場をより確実にするでしょう。四半期ごとの監視を継続することで、すべてのプラントの性能がエクセレンスに近づきます。」とCrabtree局長は述べた。