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2017年隔年総会を前にKHNPはWANOプログラムに全面的に参加

韓国水力原子力発電会社では2030年までにさらに10基の建設を計画している。WANOのプログラムがどのようにしてKHNPがこの計画を達成するのを支援していくかを探る。
ジャン・ジュンクン、WANO連絡担当(WIO)、KHNP

KHNPの2016年新年日の出式 

韓国水力原子力発電会社(KHNP)は韓国で24基の原子力プラントを運転中であり、2030年までにさらに10基の建設を計画している。KHNPでは高いWANOパフォーマンス指標を維持しつつ、原子力発電所の安全性を最優先としてこれらの取り組みにあたっており、また様々なWANOのプログラムにも積極的に参加している。


2013年11月にKHNPで行われた本社ピアレビューから多数の改善可能分野(AFI)が摘出され、その解決のための行動計画がこれまでの2年間にわたって実施されてきた。2015年12月に行われたフォローアップレビューでは、ほとんどのAFIが解決され、満足な状態になっていることが確認された。


KHNPが達成した幾つかの事項の中で、最も注目に値するものとしてKHNP本社および原子力発電サイトにおける総合管理モデルの採用、運用があげられる。このモデルでは、原子力発電プラントの安全運転に最優先を置きつつ、品質、安全、管理、運転、エンジニアリングの分野の主要プロセスを標準化し、下部組織の役割と責任を明確化した。2015年11月に実施されたWANOの技術支援ミッションは、このKHNPの総合管理モデルを世界の慣行と比較し、手順の品質を検証するのに役だった。


KHNPフォローアップ本社ピアレビューチームKHNPは慶州市に新たな本社を建設することで、原子力発電サイトにおける地域のパブリックアクセプタンスを高めるための大きな一歩を踏み出した。同市には低・中間レベルの放射性廃棄物処分施設が立地し、またウォルソン1,2,3,4号機ならびに新ウォルソン1,2号機が営業運転中である。


紀元前57年からほぼ1000年にわたって新羅王朝の都であった慶州市は街全体がユネスコの世界遺産に指定され、歴史的な素晴らしい文化の宝庫に恵まれている。今年の3月にKHNPの本社が移転することは、韓国における原子力発電の基地として、慶州市に新たな時代の幕開けをもたらすと期待されている。


2016年9月のWANO理事会ならびに2017年10月の次回の隔年総会(BGM)のホストとして、慶州市はWANOにとって意義深い場所に位置づけられることになるだろう。このような重要な行事を準備することに加えて、KHNPでは緊急時支援計画(ESP)や新規ユニット支援(NUA)などのWANOの新たなプログラムに積極的に参加していくことに全力をあげて取り組むこととしている。