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原子力界の若年世代に関するニュースと主要行事


今年に入って、WANOパリセンターではWANO会員や4つの地域センターからの参加者を得て、2019若年世代交換会議を開催しました。最初の2日間では、WANOの30年の歴史を出発点として、これからの原子力界とWANOについての議論を行いました。ジャン・ポール・ジョリ氏とジャック・フレイディア氏が議論をリードして、これからの10年間に原子力界のリーダーに求められる経験と技能を育成していくことについての議論が行われました。会議の終わりには、寿命延長に焦点をあてて、スイスのゲスゲン原子力発電所を訪問しました。
 
WANOでは、2019年6月と7月にルーマニアとスイスで開催される世界原子力大学夏季講座 に3名の奨学生を選出しました。WANOは、経験豊かな熟練者と若年世代の間で知識の継承やネットワークづくりを推進するため毎年このような奨学金を提供してWANO会員を支援しています。このWNU夏期講座は、毎年様々な場所で開催される270時間におよぶ集中リーダシップ養成プログラムです。世界の最先端の専門家による活発な講義や、話題に富むプレゼンテーション、原子力や業界の施設への現場訪問、社交行事、チーム活動が行われます。
原子力会議(NEA)、北米原子力若年世代(NAYGN)および原子力供給業者見本市の年次会議が2019年6月3-5日に共同で開催されます。この会議は、ネットワークづくりを行ったり、革新的なアイデアを手に入れ、業界の将来について学ぶ機会です。
WANOモスクワセンターでは、2019年6月25-28日にオブニンスクの世界初の原子力発電所の運開65周年を祝う記念式典を開催します。この式典では、若年世代の代表者のための作業部会が開催され、‘WANOの将来:WANOの使命達成への若年世代の参加’と題する円卓会議とテクニカルツアーが行われます。
WANO東京センターでは、2019年10月2-4日に、発電所長会議に並行してWANO若年世代イニシアチブ会議を
開催します。この会議では経験豊かなリーダーたちと若年世代の間で知識の継承やネットワークづくりが行われます。東京センターではまた、会員にWNU奨学金を提供し、受賞者はWANO若年世代を対象とする他の行事や活動にも参加します。
WANOは2019年に設立30周年を迎えます。 WANO2019隔年総会が‘WANOの30年、より安全な将来を共に築く’をテーマとして、2019年10月21-23日にロンドンで開催されます。この会議ではこれまでの30年を振り返り、パフォーマンスの改善のためにこれからどんなことをやっていく必要があるのかを見通します。業界の専門家によるプレゼンターションやパネルディスカッションによる相互討議のセッションが行われ、また若年世代を対象としたセッションも含まれます。このBGMは招待状のみによる行事で、登録には承認が必要となることにご注意ください。
原子力国際若年層会議(IYNC)と原子力オーストラリア若年世代(AusYGN)では、2020年3月にオーストラリアのシドニーでIYNC2020会議を開催予定です。会議は、‘原子力における多様性’をテーマとして、原子力の科学と工学の多くの平和利用に関わる人々の多様性を奨励し、可能にすることを目的として開催されます。