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これまでの私のキャリア:イゴール・フランコ


ガビン・グリーン、編集者、インサイドWANO

Inside WANO speaks to Igor Franko, from the Operating Experience Team in London

Iイゴール・フランコは2013年3月にスロヴェニアのクルシュコ原子力発電所(NEK)からWANOパリセンターに派遣され、ピアレビューグループにレビューワーとして所属した。彼はスロヴェニアのマリボル大学で機械工学の学士号とエネルギー技術の修士号を取得している。

イゴールは2006年3月にクルシュコ原子力発電所で発電部エンジニア補佐として原子力の道を歩み始めた。2008年10月には原子炉運転員資格のための初期訓練を終了し、2008年11月にシステムエンジニアとしての職位に就いた。彼は2016年3月にロンドン事務所の運転経験中央チームに所属した。


原子力業界で働くようになったきっかけは?

高校時代に夏の間、クルシュコ発電所の協力会社で構内の清掃など、いろいろな仕事に従事しました。プラントを知るとともに、そこで働く人々を知るいい機会でした。大学では実習生奨学金に応募し、3年間の学費を得ました。

なぜWANOでの勤務を選んだのですか?

私の発電所でWANOへの派遣について公募がありました。ちょうど私の経験レベルの人を探していました。一連の面談や試験的なピアレビューを経て、私は派遣の機会を与えられました。ほかの発電所ではどのような仕事のやり方をしているのかを知る、また他のWANOの専門家や訪問先のプラントの専門家と一緒に仕事をする経験を得る非常にいい機会だと思いました。WANOのピアレビューワーになることで、それまでの私の知識や経験を高めるいい機会でした。

WANOに派遣される前のあなたのWANOに対する認識はどのようなものでしたか?

私の発電所のイントラネットは多くの所外の機関とリンクしていて、とても役に立っていました。我々は、WANOやEPRI, INPO, IAEAなどの機関を探索することを奨励されました。私の発電所のチームにとって知識を広げるのにとても有用でした。

WANOはどのようにして原子力発電所の安全性を維持するのに役立っていると考えますか?

我々は別々に違うやり方で働いてはいるものの、-それぞれの発電所はそれぞれのやり方で運営されています-我々は皆、同じように最高水準を必死で追い求めています。その第一歩は、運転経験を共有し、過去の事例から学ぶことです。一緒に働くことで改善する機会は常にあり、WANOがそんな機会を提供するために存在しています。

ロンドンへの派遣からどんなことを獲得したいと思いますか?

個人的には、地域センターでの幅広い経験を得て、特に運転経験の視点から地域センターがどのように動いているのかということを知りたいと思っています。私にはパリセンターでの業務の経験がありますし、現場での経験からの知識と合わせて、WANOが運転経験の分析の部分を更に改善し、分野横断的なツールとしてみんなが最大限に活用していくお手伝いができると信じています。

WANOへの派遣終了後、どんなことをやりたいですか?

私は母体会社に戻り、私がWANOで得た知識と経験を活用して、発電所の安全性や信頼性の改善に役立つよう、仕事をしたいです。

これまでのロンドン生活をどのように思いますか?

まだこちらに来て日は浅いですが、第一印象は素晴らしいです。ピアレビューで訪問した英国のほかの地方と比べて、異なった、多文化の環境があります。

あなたがもらった最善のアドバイスはどんなものですか?

あなたにいい考えがあり、そしてそれが業界のためになると信じるのであれば、その考えを仲間や上司に適切に伝えることが非常に重要です。我々の考えを伝えることに焦点をあてて、その情報が関係者全員に同じように理解されるようにすることが必要だと思います。