You are running an unsupported version of Internet Explorer. Please upgrade.

WANOパリセンター:我々は会員のためにここで働いている


WANO連絡担当(WIO)の満足度調査

WANOパリセンターは、ヨーロッパ、南アフリカ、中国に18の会員組織を抱えている。各会員ではWANO連絡担当(WIO)が指名されており、情報を共有したり、会員を代表して会議に出席したりして会員を代表して活動している。WIOは会員組織の中でなくてはならない役割を果たしている-WANOと会員をつなぐ鍵となる連絡調整役である。従って、WANOから会員への連絡役として、彼らの意見を尊重し、彼らからのフィードバックを考慮に入れることは重要なことである。

こういう事情から、2017年の第58回WIO会議の時にWIO満足度調査がパリセンターによって行われた。その目的は、WIOがWANOについて実際どのように考えているのか、彼らが自分たちの役割をより効果的に果たしていく手助けをするためにどのようなステップを取ることができるのかを明らかにすることにあった。

質問は次のようなものであった:

1) WANOパリセンターに対するあなたの全般的な満足度の評点はどのくらいですか?
2) WANOが提供するプログラム、成果物、サービスの中で最良のものは何ですか?
3) プログラム、成果物、サービスの中で最低のものは何ですか?
4) WANOがWIOをもっとよく支援するにはどのような方法がありますか?

その結果は興味深いもので、フィードバックを求め、フィードバックにオープンであることが重要であることの証拠となった。
満足度の平均は5点満点で4.5点と高い値であった。調査から、全体としてWIOは、WIOとWANOの関係は非所に良好であると感じていることが明らかになった。ある回答として次のようなものがあった:
サポートは良好であると感じています-私たちが支援を必要とする時に、支援を得ています。」
大多数の回答者も、WANOは原子力業界で重要な役割を果たしていると考えており、次のように述べている:WANOがなければさらに多くの事故が発生しているだろうとほとんどの世界中の人々が信じている。
しかしながら、回答者の中には、他のWANO地域センターとのさらなる協力や地域センター間の連帯が望まれると示唆する人もいて、WIO会議に他の地域エンターからの参加者は限られている場合が多いと語っていた。
このようなフィードバックに対応して、地域間のより大きな連帯活動が開始された-パリセンターではパリで開かれた過去2回のWIO会議に東京センターとモスクワセンターからWIOを招待し、さらにそのお返しに2017年3月に東京センターで開かれたWIO会議にパリセンターの2名のWIOを送り出した。このような相互交流はこれから先も奨励され、続けられるであろう。最近WIOはパリセンターのワーキング・グループの活動にも参加している;最近の参加活動としては、WANO連絡代表者の役割見直し、ピアレビューの改善、継続監視の実施などがある。

WANOパリセンターでは、職員がよく次のようなことを口にする:私たちは会員のためにここで働いている。これは合言葉のようになっているが、任務の表現でもある。利用可能性と支援に全力で取り組むことを言い表している。こういうわけで、彼らはWIOと定期的に対話を持ち、フィードバックを求めようとしている。そうすることで、この鍵を握る人たちが自分たちの見解が考慮されていると間違いなく思えるようにしている。